どうする?出産後、育休明けの働き方

出産の為、休職中のお母さんが気になってくるのが「産後の仕事復帰」ではないでしょうか。

途切れる事のない“赤ちゃん育児”に追われる日々、仕事との両立なんて「本当にやっていけるのか」「周りの理解はあるのか」という不安に襲われるのも無理もありません。

そんな時は、復帰後の「働き方のパターン」を知ることで、不安を和らげてみませんか。パートナーをはじめ、あなたの仕事復帰をサポートしてくれる協力者の存在も、安心復帰への力添えになるのではないでしょうか。

 

代表的な復帰後の5つの働き方

職場や職種によって様々な形はあるでしょうが、これまでのキャリアプランと現在のライフスタイルを基に「理想の働き方」はイメージしておきたいところです。
いざ、復帰となった時に「現実と嚙み合わない」と後悔のないようイメージシュミレーションも大事ですね。

●働き方をイメージしてみましょう 
1.出産前と同様のキャリア路線
2.残業なしフルタイム正社員
3.時短制度の正社員
4.契約、派遣、パートなど非正規雇用への変更
5.在宅ワークやフリーランス

1.出産前と同様のキャリア路線

出産前と同様のスタイルで、残業有、出張有のキャリア追求型の働き方ですので、やりがいはこれまでと同様に感じることができます。ただし母としての新たな役割が増える分、今まで以上に時間に追われる事は覚悟が必要です。

ここで問題になるのが子どものお世話時間。保育園の送迎、食事の準備・介助、入浴などをパートナーやご両親などと役割分担していく必要があります。但し、それが無理な場合もありますからベビーシッターなどの専門業種もしっかり調べておく必要があります。

またファミリーサポートという、相互援助活動を行う自治体の制度があります。手軽な利用料金で送迎などをお願いできます。

2.残業なしフルタイム正社員

フルタイム正社員として勤務、しかし残業や出張はしないというスタイルの働き方です。この場合、大切になるのは職場や同僚との協力関係です。
職場の人に仕事をお願いする事もあるでしょうから、今まで以上に人間関係に配慮することが大切になりますね。

3.時短制度の正社員

正社員だけど、就業時間が短いのが時短勤務です。年々時短勤務制度を行っている企業も増加しているので、産休に入る前に制度の活用について確認しておくと安心です。
当然の権利として利用するというよりも、同僚の協力に感謝しながら、今まで以上に円滑な人間関係を意識して活用する心構えが重要です。

4.契約、派遣、パートなど非正規雇用への変更

違う職場で働くという選択肢もあります。

派遣やパートなどは、育児中の女性のタイムスケジュールに合わせた勤務スケジュールを組んでくれる場合があります。
ただ気を付けたいのは、求職中の場合、保育園の入園審査で優先度が下がってしまうことが考えられます。その場合、認可保育園への入園が難しくなったり、希望の園に入れなかったりという事態も想定されますので、認可保育園への待機人数などを自治体に確認しておく必要があります。

5.在宅ワークやフリーランス

スキルや専門性の高い技術がある場合、自宅で仕事をするという選択肢もあります。これまでの職場の仕事を外部委託として受注したり、フリーランスとして仕事をしていく事もできます。

この場合、自分のペースで仕事ができるのが最大の利点ですが、〆切などもありますから、むしろ発注側ペースとなる場合もあります。これにより生活が不規則になったり、収入が安定しなかったりすることも考えられるので注意が必要です。

育休中に様々な働き方をシュミレーション。

育休中の日々の育児で、ご自分の時間を見つけるのはなかなか難しいと思います。

しかし、仕事に復帰した後だと予想以上に時間に追われ、気持ちも体力も一杯一杯で働き方を検討する余裕もないかもしれません。
育休中、お家にいられる間に少しでも時間を見つけ「これからの生活にあった働き方」を見つけていただければと思います。

「請求金額」に気絶寸前! 絶対やってほしい電気代節約方法「4選」!

電気代料金の爆上がりが深刻な状況です。今季の電気代請求額を見てみなさん驚かれているのではないでしょうか?お役立ち情報編集者の当家庭でも、昨年冬と比べて約1.5~2倍の金額に思わず「うそやろ!!」と。

今回は、電気代が高額になりやすい冬の節電方法について少しご説明します。                                  「使用量はたいして変わってないのにこんなに電気料金が上がるなんて」、、、、、                                 「節約してるのにこれ以上どうしたらいいの????」                                                     そんなお悩みをお持ちのご家庭に「絶体やってほしい電気代節約方法4選!」をご紹介させていただきます。

冬の電気使用料の割合は?
電気の使用料は季節によって変動しますが、ご家庭ではどのような割合で電気を使っているのでしょうか?経済産業省のデータによると、冬の電気使用料の割合は以下のようになっています。

・暖房 32.7% ・冷蔵庫14.9% ・照明9.2% ・給湯12.6% ・炊事7.8% ・洗濯乾燥2.2% ・温水便座0.6% ・テレビdvd4.2% ・パソコン・ルーター0.9% ・待機電力5.5% ・その他9.4%

(出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト)                                           このように見ると、全電気料金の3分の1が暖房機器に消費されていることがわかります。                             やはり冬の節電は、【暖房機器を上手に使用する】事が節電に直結するといえますよね。

絶対やってほしい電気代節約方法「4選」はこれ!
1.エアコンの設定温度
まずまっさきにやってほしい節電は、【電気使用量の多いエアコンの設定温度を下げる】です。                                           1~2度温度を下げてみると同時に、上着を一枚多く着込んだりインナーを着込んだりで、二重の寒さ対策をしましょう。                                                                              設定温度を2度下げることで、約2.7%の節電を実現することができますよ。

2.エアコンの掃除
エアコンフィルターのお掃除はとても大事です。                                                                                                                            こまめに掃除することで暖房効果が上がり、効率よく室内を暖めることができます。                                 同時に6畳部屋の場合「年間で860円の節約」になるとの検証データもあります。

3.サーキュレーターを効果的に使用する
暖かい空気は上昇してしまう性質をもっていますので、「サーキュレーター」を使って部屋全体の空気を循環させましょう。
効果的に空気循環させることで室内の温度むらがなくなり、「足が冷える」とか「室温が上がらない」などの問題点の解決に繋がります。                                                                         結果的に暖房の使用時間の減少や、低い設定温度で効率的に部屋を温めるなどのコスパの高い部屋暖房が可能になります。

4.窓際からの冷気をシャットアウトする
窓は直接外気に触れる素材であり、断熱材を入れることもできないため、ともかく冷気は窓際からやってきます。そこで、少し長めの厚手のカーテンをかける事で、窓際の冷気をかなりシャットアウトできます。また、最近は手軽な断熱シートも販売されていますので、このようなグッズを活用すると、さらに効果が期待できます。

まとめ                                                                                                                                                節電4選、いかがだったでしょうか?どこかで見聞きした方法ではあると思いますが、                                      全て実践するにはなかなか労力も必要です。                                                                            しかし、冬の電気料金があまりにも高く、何とか節約しようと思われたのは事実ですよね。                       
一つひとつの節電・節約効果は小さくとも、日々積み重ねれば大きな節電になっていきます。
まずはできる範囲で少しずつ、無理のない節電を心がけましょう。                                               そして今回の節電4選だけでなく、昼間お家にいらっしゃる時間に働きに出てみるなど、節電と収入アップを同時に考えてみる手もありますよ。

お役立ち情報「年収130万円の壁」「年収106万円の壁」


社会保険の扶養といえば「年収130万円の壁」が知られていますが、「年収106万円の壁」を皆さんご存じですか?
130万円未満だからと安心していると、うっかり社会保険の対象になってしまう場合もあります。

社会保険の加入要件について
パートやアルバイトなどであっても、下記に該当する場合は社会保険の加入対象になります。
・従業員数が101人以上の会社に勤務している。
・月額収入が8万8000円以上である。(年収106万円以上である)
・2ヶ月以上の雇用期間 ・週の所定労働時間が20時間以上 ・学生ではない

年収130万円と106万円、どう違うの?
社会保険の扶養範囲は年収130万円未満となっています。                                                    しかしこの金額をを超えた場合は、扶養から外れてしまうため、社会保険に加入する必要があります。
又、130万円未満の人であっても、上記の社会保険の加入要件に該当する場合は、社会保険に加入が義務付けられます。
つまり大枠としては年収130万円ですが、その中に年収106万円の小枠がある仕組みとなっているのです。

2022年10月から適用範囲が拡大されました
2022年9月以前では、「従業員数が501人以上の会社に勤務している」が要件でした。                             ですから、規模の小さい会社であれば当てはまらないことが多く、社会保険加入のボーダーラインは年収130万円となっていました。
しかし、2022年10月より「従業員数が101人以上の会社に勤務している」に改正されたことで、約45万人が社会保険に加入することになりました。                                        更に、2024年10月からは加入要件は【従業員数51人以上】となり、さらに社会保険の対象者が拡大されます。よって新たな社会保険加入者は更に約65万人と推定され、2022年の改正を大幅に超える規模となります。

社会保険の何がメリットなのか?
社会保険の加入要件に当てはまる人は、加入を拒否することはできません。                                                又、手取り額が減るので損ではないかと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。                                                ですが、以下のような具体的なメリットもあります。

・将来の年金受給額が増える
・障害者厚生年金や遺族厚生年金が受給できる
・傷病手当金や出産手当金が受けられる
・社会保険料の半額は会社が負担してくれる
など

又、社会保険はメリットもたくさんありますが、事情によっては加入は避けたい方もいらっしゃるのでは?                                                                その場合は、加入要件から外れるような働き方をする必要があります。

具体的には以下の方法が考えられます。

・勤務時間を調整し、月額の賃金を8万8000円未満にする
・思い切って従業員数が100人以下(2024年10月以降は50人以下)の会社へ転職する
・社会保険の適用ではない職種、会社などへの転職を考えてみる
など

今回のまとめ
2022年10月から社会保険の「年収106万円の壁」を受け、社会保険の加入対象となる就業者が増えました。
2024年10月からはさらに加入対象者が拡大されますので、現在年収130万円未満の扶養対象となっている人は、今後、社会保険の加入対象になるのかどうかを再確認しておくことが重要になってきますよね。